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OKRの運用方法の変更について

2023年4月から新しい人事制度を導入しました(https://socialdog.atlassian.net/wiki/spaces/PORTAL/blog/2023/04/03/2434007256 )。

導入後約2ヶ月が経過したので、マネージャー陣で振り返り会を行いました( https://socialdog.atlassian.net/wiki/spaces/mtg/pages/2454519936 )。

ここでいくつかの課題や改善案が出たので、人事制度・OKRの運用方法を下記の通り一部変更します。

すでに以下のドキュメントも修正済みです。

今後も運用しながら随時改善していきます。人事制度についてのご意見はお気軽に人事までご連絡ください。

変更内容

チームOKRの決め方について

  • チームOKRの決定プロセスにメンバーに入ってもらうことを推奨する旨を追加しました。

    • 変更理由

      • チームOKRの決定にメンバーも入ることで、チームの課題をより考えることができる

  • 目安時間は「3時間」に変更しました。

    • 変更理由

      • 「目安として1時間程度で決める」というアナウンスをしていました。

      • 「1時間で決めるのは難しい」という声が多かった

      • 半期のOKRを決めるための時間としては1時間では議論が終わらず、短すぎる

「挑戦的なKR」の導入

  • 「全社OKR」「チームOKR」「個人OKR」のすべてで、
    コミットKR」と「野心的KR」の2つを設定することにします。

    • コミットKR

      • これまで設定してもらっていたものです。

      • 達成した場合、「OKR達成度評価」のA評価に相当します。

      • 評価期間中に必ず達成することを目指す内容にします。

    • 挑戦KR

      • 達成した場合、「OKR達成度評価」のS評価に相当します。

      • いわゆる「野心的なOKR」で、70%くらいなら達成できそうな、ストレッチゴールとなる内容にします。

  • 変更理由

    • 「野心的なKR」や「コミットするKR」のどちらかのみだと発生する以下の問題を防ぐ

      • 「野心的なKR」のみだと起きる問題

        • 野心的な目標なので、「未達」が当たり前となり、達成感が減ってしまう。「未達」が続くと、評価・報酬制度と紐付けた運用が難しい。

        • 開発組織では、スケジュールや品質など、野心的目標とそぐわない場合が多い。

      • 「コミットするKR」のみだと起きる問題

        • 高い成果を追う思考が生まれにくくなる。

        • 挑戦を推奨するというバリューに反するように見える

    • OKR達成度評価の「S」と「A」の基準を決めることにより、最終評価をより予測しやすくする