SocialDog情報ポータル(一般公開)とは、SocialDog社内のルール、社内制度、ガイドラインなどをまとめたページです。会社選びの参考になるように社外にも公開しています。

★2024/2/2にNotionに移行しました。今後Confluenceは更新されません。下記をご覧ください。

移行先: 社外の方向け | 社内の方向け


Jira ガイドライン

関連ページ: Jiraガイドライン | Jiraガイドライン(IDEAプロジェクト) | 課題起票後ガイドライン

2020/12 全社でのJiraの導入を決定し、このドキュメントを整備した

2021/11/18 「一時的担当者」を試験導入

2022/1/24 「一時的担当者」を全社で導入

2022/11/22 「一時的担当者」を入力しなくてもいいことにする

はじめに、https://socialdog.atlassian.net/wiki/spaces/PORTAL/pages/2169569403 を参照してください。

開発チームはこのページを読んだ後、https://socialdog.atlassian.net/wiki/spaces/SOCIALDOG/pages/770670620 を参照してください。

目次

Jiraとは?

  • コンフルエンスと同様、アトラシアン社が開発しているタスク管理ツールです。

  • コンフルエンスと同じ方法でログインできます。

  • 社内のタスクはすべてJiraで管理します。すべてのタスクをJiraに登録してください。

課題について

  • 社内のすべてのタスクはJiraの「課題」で管理します。

  • 課題は「プロジェクト」に所属し、プロジェクトキーと数字の一意のキーとURLを持ちます。

    • 例: SW-3694, https://socialdog.atlassian.net/browse/SW-3694

    • Jira, Confluence, Slackでは、課題URLを貼ることで、課題のタイトルが表示されるようになっています。

    • 課題ごとのURLは、以下の箇所をクリックしてコピーできます。

  • 誰かになにか依頼するときは、小さなことでも「課題」を作成してください。

Slackでは完了・未完了の管理ができないため、何かを依頼された人はそれが完了するまでその依頼が頭の片隅に残り、少しずつ生産性を下げます。

Jiraで依頼すると、未完了のタスクを一覧できるので、終わっていないタスクについて覚えておく必要がなくなり、タスクが割り込むことによる生産性の低下を軽減できます。

課題の閲覧と操作

  • 課題は、基本的に誰でも作成・編集・閲覧できます。

  • 「バックオフィス」プロジェクトの課題は、コーポレート部からのみ見られるようになっています。

  • 課題の閲覧・検索

  • 課題の作成

    • 画面上部の「作成」リンクや、Confluenceに掲載されている課題作成フォームへのリンクから行えます。

  • 課題の編集

    • 課題のページから行えます。

  • 課題の削除

    • 情報が誤って消えてしまうことを防ぐため、基本的に削除はできない設定になっています。

    • 誤って課題を作成してしまった場合は、課題の要約に「誤り」と書き、ステータスを「完了」にしておいてください。

  • 課題の移動

    • 作成するプロジェクトを変更するときは、課題ページ右上の「・・・」→「移動」から、課題の移動を行ってください。

課題のプロパティ(属性)

プロジェクト

すべての課題は必ずなにかの「プロジェクト」に所属しています。

下の表を見て、適切なプロジェクトに課題を作成してください。プロジェクトは画面上部の [プロジェクト]→[すべてのプロジェクト]から移動できます。

プロジェクト(キー)

内容

プロジェクト(キー)

内容

SocialDog IDEA(IDEA)

SocialDog Web 開発(SW)

 

  • プロダクト本体の開発

  • 拡張機能の開発

SocialDog アプリ開発(SN)

  • アプリの開発

インフラ(SI)

  • インフラ

  • アプリのリリース管理

グロース(SG)

  • グロースハックのための調査・分析タスク

  • ヘルプ

  • メール

  • チャネルトークのチャットボット

※プロダクト本体で実装が決まったものは SW に起票します。

マーケティング(SM)

  • マーケティング施策全般

  • LP

  • SMT、みんつい

  • 広告、アフィリエイト

デザイン(DESIGN)

  • デザイン全般

ロゴ・活用事例(CASE)

  • LPに掲載するロゴ・活用事例に関する
    特定企業とのやりとり専用

  • LPや事例そのものについては、MARKETINGに起票します

ISMS

  • ISMS

コーポレート(CORP)

  • 会社サイト

バックオフィス(BACKOFFICE)

  • 労務関連

コーポレートチームのみ見える設定になっています

「プロジェクトリード」が施策を実行するか判断し、BacklogからReadyへの移動を行います。

課題タイプ

  • 基本的な使い方

    • バグの場合は「バグ」、それ以外の場合は「タスク」で作成してください。

  • 詳しい使い方

    • 以下のように使ってください。

課題タイプ

こんなときに使う

ボードに表示される?

想定所要時間

課題タイプ

こんなときに使う

ボードに表示される?

想定所要時間

エピック

1週間以上かかるタスク

されない

1週間以上

ユーザーストーリー

※開発チームのみ

POが課題を作成するとき

✅ される

〜1週間

タスク

通常のタスク

✅ される

〜1週間

バグ

バグ(開発プロジェクトのみ)

✅ される

〜1週間

サブタスク

タスク・バグをさらに細分化するとき
あるタスクのために複数のPRを出すときなど
※分ける必要がなければ使う必要はない

されない

〜3日

エピック→タスク または バグ→サブタスク の順で親子関係を作れます。

  • 基本的にはタスクを使ってください。

  • 以下の場合のみ、エピックとサブタスクを使ってください。

    • タスクの完了に1週間以上かかりそうな場合:エピック

      • エピックを親に持つタスクを複数作成します。

      • エピックを単体で作成しないでください。

    • タスクをさらに細分化する場合

      • タスクから「サブタスク」を作成してください。

      • サブタスクはボードに表示されなくなるため、分ける必要がなければ分ける必要はありません。

      • 一つのタスクの完了のために、複数のPRを出す場合

エピックの利用例

エピック:
タスク:

要約(タイトル)

  • 課題で行うことを端的に書きます。

  • 略語を使いません。

    • 誰にでも理解しやすくし、検索しやすくするため、略語は使わないでください。

    • NG例: メアド

    • OK例: メールアドレス

  • 画面名や機能名を【】 で囲み先頭に書きます。

    • 特定の画面・機能についての内容の場合は、先頭に 【】 をつけて画面や機能について記載します。

    • NG例: メールアドレス入力時のエラーメッセージ

    • OK例: 【オンボーディング>メールアドレス入力画面】エラーメッセージの表示方法を他の画面と合わせる

  • できるだけ具体的に書きます。

    • NG例: 【投稿履歴】ボタンの意味をわかりやすくする

    • OK例: 【投稿履歴】いいねやリツイートボタンをホバーした際にツールチップを表示する

  • 問題点ではなく、作業内容を書きます。

    • 要約を読んだだけで作業内容を把握できるようにし、作業が終わったら完了にできるようにします。

    • 作業内容が決まっていない場合は問題点を書いてもよいですが、作業内容が決まったらタイトルを修正します。

    • このルールは、「エピック」や「イニシアチブ」には適用しません。

    • NG例: 【投稿履歴】投稿の下のいいねボタンが表示されない

    • OK例: 【投稿履歴】投稿の下のいいねボタンが表示されない不具合を解消

    • NG例: 【チーム】新規登録後のタイムゾーンがUTCになっている

    • OK例: 【チーム】新規登録した際のブラウザのタイムゾーンをもとにSocialDogのチームのタイムゾーンを設定するようにする

  • 同じような作業が何度も発生する場合は年月をつけるなどしてわかりやすくします。

    • NG例: 【インフラ】古いaction_queueテーブルのデータを削除

    • OK例: 【インフラ】古いaction_queueテーブルのデータを削除(2022年10月)

説明文

  • 背景や目的を詳しく書きます。

    • 「なんのためにそれをする必要があるのか」が伝わるようにします

  • スクリーンショットに印をつけた画像を添付します。

    • 修正箇所がひと目でわかるようにします。

  • 箇条書きや番号付きリストを活用して読みやすくします。

  • 課題についてわかりやすく書きます。

  • 不具合についての課題の場合は、できるだけ具体的に以下を書きます。

    • 再現方法(例:●●をクリックしたら●●と表示されてしまった。●●と表示されるべき)

    • 再現環境(例:Mac/Chrome)

    • 問題が起きているときのキャプチャ画像(ドラッグアンドドロップでも貼れます)

説明文テンプレート

背景 お願いしたいこと 箇所 <URL> <変更箇所の画面キャプチャ>

ステータス

  • 課題には「ステータス」があります。状況にあわせてステータスを移動し、担当者を変更してください。

  • 画面によって英語で表示される場合がありますが、意味は同じです。

ステータス

状態の説明

担当者

担当者がやること

ステータス

状態の説明

担当者

担当者がやること

Backlog

バックログ

実施するかどうか決定していない、または、仕様が決まっていないアイディア

バックログは誰でもいつでも追加してOK!

実施することを決め、仕様を書いたら Ready に移動

プロジェクトリード

※課題作成直後は、自動的にプロジェクトリードになります。

 

実施可否を判断し、

  • 他の人に作業内容を決めてもらう場合

    • その人を担当者にする

  • 作業内容が確定し実施する場合

    • 作業内容を決めて REady にする

  • 直ちには実施しない場合

    • 担当者を外し、 Backlogのままにする

  • 今後も実施しない場合Done にする

REady

実施決定&作業内容(仕様)確定済み。

作業内容が決まって、タスクに取り掛かれる状態。作業開始待ち。

作業者

作業を開始したら、In Progress に移動

In Progress

進行中

作業中/開発中

作業者

作業が完了したら、

  • 確認すべき人がいる場合

    • In Review に移動し、その人を担当者にする

  • 確認すべき人がいない場合

    • Done に移動

In Review

レビュー中

 

施策立案者

内容を確認して、

  • 問題ない場合

    • Done に移動

  • 問題がある場合

    • In Progress に戻して、担当者を作業者にする

Done

完了

 

 

担当者

  • 課題のメインとなる作業を担当する人を入力する欄です。

  • 新しい課題の場合は「自動」または「担当者未設定」にしてください。

    • 自動的にプロジェクトリードにアサインされ、プロジェクトリードが実施するかどうか判断します。実施することにしたら作業内容(仕様)を決めて REady にします。

  • 担当者になった人がタスクに着手できる状態になってから(詳細が決まってから)、担当者を変えましょう。新しい担当者にすぐに通知が送られるためです。

一時的担当者

  • 担当者ではないが、課題にコメントをする必要があったり、課題のために小さなタスクを担当する人を入力する欄です。

  • コメントに返信する必要がある人をできるだけ「一時的担当者」に設定してください。

    • コメントに返信すべき人を「一時的担当者」に変更してください。

    • 確認依頼に完全に回答した場合は、「一時的担当者」を空にするか、返信するべき別の担当者に変更してください。

    • コメントを依頼されたときに「一時的担当者」が空になっている場合で、タスク管理をしやすくしたい場合は、コメントを依頼された人が「一時的担当者」に自分を指定してください。

  • Jiraのフィルターで、自分が担当者・または一時的担当者になっている課題を一覧できます。

期日

  • 締切があるタスクの場合は、必ず「期日」を設定してください。

  • 期日までの完了を目指します。開発プロジェクトの場合は、masterへのmergeで「完了」となります。

  • 自分が担当者になっている課題に期日が設定された場合で、期日までの完了が無理そうな場合は、課題を作成した人( 報告者 と表示される)に連絡してください。

時間管理

  • 課題ごとに時間管理することができます。使わなくてもかまいません。

リンク

関連する課題がある場合は、必ずリンクを行います。

リンクは常に双方向になります。どちらかからリンクを追加すると、リンク先の課題からもその課題にリンクされます。

※すでに関連する課題が親課題・子課題・サブタスクになっている場合は不要です。

種類

説明

どの課題をリンクするか

種類

説明

どの課題をリンクするか

is blocked by

ブロックしている課題

課題Aが終わらないと課題Bに着手できないとき課題A

blocks

ブロックする課題

課題Aが終わらないと課題Bに着手できないとき課題B

is duplicated by / duplicates

重複している課題

重複している課題
※使い分け不要とする

relates to

関連する課題

ブロック・重複の関係以外で、関連する課題

セキュリティレベル

  • 全員に公開することが望ましくない話題の場合は、画面右上の鍵のアイコンをクリックし、「セキュリティレベル」を「起票者&担当者のみ」にすることで、課題にアクセスできる人を制限できます。

  • デフォルトでは報告者と担当者が見えますが、それ以外の人にも見えるようにしたい場合は、「課題にアクセスできるユーザー」にユーザーを追加します。

  • BACKOFFICEプロジェクトについてはセキュリティレベルは「起票者&担当者のみ」となっており、変更できません。

コメント

  • 課題について進捗があった場合は、その都度コメントに記載してください。

    • 例:見積もりが取得できたとき、その課題を今はやらないことにしたとき、その課題が対応不要になったときであとからその理由がわかりにくそうなときなど

  • 課題についてやりとりが必要な場合は、課題ページのコメントを使ってください。

  • 返信が必要なメッセージを書くときは、必ずメンションにしてください。

    • メンションするには、キーボードの @を押します。

  • コメントに返信すべき人を一時担当者に入れてください。

  • 過去のコメントに書いた内容の一部を修正して再度言及したい場合は、過去のコメントを直接修正するのではなく、コピーして修正した上で新たにコメントしてください。

    • 過去のコメントを修正すると修正前のコメントが見られなくなり、あとからやりとりの流れが追いにくくなるためです。

Jira を便利に使う

自分が担当者になっているすべての課題を確認する

画面上部の「フィルター」から自由に課題を検索し、検索条件を保存しておくことができます。

例えば、以下のページを見ると、すべてのプロジェクトで自分が担当者になっているすべての課題を一覧で表示できます。「ボード」画面だとエピックやサブタスクが表示できませんが、この画面だと一覧できます。

[自分の課題(優先度順)] 課題ナビゲーター - Jira

条件にあった課題だけを表示・確認したい

  1. Jiraの上部のメニューの「フィルタ」→「高度な課題検索」をクリック

  2. 好きな条件を入れて検索可能です。

    1. 「JQLに切り替え」をクリックすると、SQLのように複雑な条件でも検索できます。

  3. よく使う条件は「別名保存」をクリックして保存したり、ブラウザのブックマークに入れておくと便利です。

テキスト入力

ショートカットキー・テキスト表記

以下のように入力すると、キーボードだけで簡単にテキストを装飾できます。

入力内容

入力内容

ショートカットキー

入力内容

入力内容

ショートカットキー

見出し

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⌘+Alt+1

太字

*テキスト*

⌘B

テキスト

引用

> テキスト

 

テキスト

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詳細は、テキスト書式の表記に関するヘルプ - JIRA、ショートカットキーについては画面左下または右上の「?」アイコンから「キーボードショートカット」を参照

Slack 通知

Slack の Jira アプリで、メンションされたとき、自分が担当者になっている課題の通知を受け取ることができます。

Slackを開いて、サイドバーの [Jira] をクリック → [ホーム] タブ→ [Personal Notifications] をクリック

デスクトップアプリ・スマホアプリ

Mac/Windows/iOS/Android アプリがあります。プッシュ通知を受け取れて便利です。

Mac 版 Jira Cloud | Atlassian